2011年の活動

2011年5月12日、被災地の様子を見学してきました。

いくつかの施設を回りましたが、やはり今までとは異なった対応を迫られています。早急かつ適切な判断を迫られていると思います。
現状に関して

1)被災した方々や動物が、出来うる限り、飼い主と犬は一緒に過ごせるように対処する必要があります。具体的には仮設住宅での同居や住居に近いところでの、動物の一時預かり(福島県の場合は1年くらいの長期に及ぶ可能性もあります)を進める必要を感じました。

2)飼い主が見つからないイヌやネコ、あるいは飼っていたイヌやネコとはぐれてしまったケースも多く存在し、自治体を中心に捜索が行われています。今後はこの捜索に関する情報の一元管理、それもネットだけでなく、施設などへの張り紙を介した掲示(ネットで情報を集めて、印刷して掲示がよいか?)を感じました。

3) シェルターや仮設住宅での飼育に対して、獣医師、訓練士などの総合的サポートが必須になります。また衛生管理、周辺住民などとの連携も重要な事項となるため、行政のみならず、専門家(動物の衛生管理、獣医師、社会学者、心理学者など)を含めた対応組織が必要となると思います。

4)一部、飼育継続が困難となった犬や猫に対しては新しい里親さんをさがすべく、近隣の都道府県のみならず、関東関西からも支援が必要になると思います。特に今回は継続的な支援、場合によっては数年の支援体制を維持していく必要がありそうだと感じました。

これら状況をうけて、動物トレーニング実習ではどのような形で犬を譲り受け、里親さんに譲渡するのか、詳細を詰めていきたいと思っております。

被災地の動物の写真を掲載しておきます。