2011年前期の実習犬の紹介(里親さんに渡りました)

今年度の実習に参加した犬になります。すべて被災地から譲り受けました。



今回の地震により自宅が倒壊したため、家族は犬が飼えない近くのアパートに移り住みました。庭である程度自由な生活をしていたアンクは庭先につながれたまま、家族は毎日通ってアンクの面倒を見ていました。その後5月連休明けころに、お世話をしに訪れた父親を咬み(食事が終わったと思い食器に手を出した際に咬まれた模様)、5月28日には娘を咬んだとのことでの引取り依頼がありました。震災のストレス、隔離飼育、もしかしたら隔離されている間にいじめがあったのかもしれないとのことです。現在、多少食べ物に関係する場面で攻撃的になりますが、次第に学生になつき始めています。



震災後、飼い主と逸れ、1か月近く放浪していたところを保護されました。周辺住民からの情報ですと、ゆきちゃんはある人から鞭を持って追いかけまわされていたそうです。現在はその後遺症か、歩行時に後肢を少し跛行するようです。大学に到着したときには人に対して臆病になっていましたが、次第に打ち解けてきています。現在、疥癬がみとめられ、かゆみが激しく耳介を後脚でかきこわしてしまいました。次第に薬の効果も認められてきています。目のとてもきれいで可愛い女の子です。



被災した飼い主が、5月連休にこれ以上の飼育は不可能であるということで、保護のお願いに来られました。詳細は不明ですが、特に人を怖がることもなく、また攻撃性も認められていません。体を拭かれるのが少し苦手なので、おそらく外で飼育されていたのではないかと思われます。また健康状態も特に問題はありません。食事がとれなかったせいか、少し痩せていますが、食欲もしっかりしているので、今後回復してしっかりした体つきになってくれればと思っています。



3.の皐月の子供です。詳細は不明ですが、非常に人懐っこい性格で、学生さんにもスタッフにも遊んで遊んで、と可愛く甘えてきます。もしかしたら、しばらく人が恋しかったのかもしれません。お母さんとちがって黒い色が特徴。今後、たくさん社会性を身につけていくことが期待されます。疥癬の疑いも有りましたが、現在は認められていません。きっとよくなってきたのでしょうね。



連休明けに飼い主がこれ以上の飼育を諦めて、保護施設に持ってこられました。詳細は不明ですが、特に人を怖がることもなく、また攻撃性も認められていません。体を触られるのが少し苦手なので、おそらく外で飼育されていたのではないかと思われます。また健康状態も特に問題はありません。今は学生さんにも自分から寄ってきて、おやつもねだるようになってきています。体は触れるようになりました。首の周り、足先なども触れるように、今後トレーニングを積み重ねていきます。



5月末に飼い主さんから持ち込まれました。性格は遊び好きの運動好き。ボランティアさんが一時預かりをしてくれていました。その時にシャンプーをしてもらって、真っ白にもどることができました。特に人を怖がることもなく、攻撃性もないです。ビックリするくらい美しい筋肉があり、またジャンプも得意。一緒に遊びながら、トレーニングを重ねていきます。



茶色と白のブチが魅力的な茶麻です。少し食べ物の占有性がありますが、その他は特に行動上の問題もありません。たれ耳に茶色の目が特徴的です。身体状態もよく、元気に遊んでいます。学生さんにだっこされても、それほど嫌がらずにしています。いくつか室内でのトレーニングが必要ですが、きっとすぐに覚えてくれることでしょう。



5月末に震災後、転居を余儀なくされた飼い主さんから引き取りました。老齢の方が飼育されており、とにかく人と一緒にいることになれているし、一緒にいないことが不安のようです。飼い主さんは一生添い遂げようと、ずっと思っていたのですが、転居先のアパートでは動物が飼育できず、涙を流しながら最後のお別れをしたそうです。よい飼い主さんと新しい生活をスタートさせてあげることが、一番よいと判断されたのでしょう。性格、身体状態もとてもよいクレルです。少し老犬ですので、穏やかな家庭にもらわれていくことが願いです。



なんと震災の日に生まれました。このような状況で犬を飼育してくれる方が見つからず、保護を申し出てきたそうです。とても仲良しの3姉妹。いつも遊んでいます。毛色が少しずつ違っていて、薄茶色(ユー)、茶灰色(ラブ)、濃い茶色(アイ)です。現在はまだワクチン接種のスケジュールが終っていないので、たくさんは遊べないのですが、将来は立派な家庭犬になりたいと思っています。


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